理事長挨拶

理事長挨拶

 当法人は1886年(明治19年)創設の三友舎を前身とし、現在まで130有余年の歴史を積み重ねて参りました。この間、時代の要請に応じた医療を提供することに努め、地域医療の充実と発展に貢献してきました。
 現在、米沢市を中心とした地域医療のあり方について、救急医療や政策医療(小児科・産婦人科)、高度急性期医療や回復期医療等、将来を見据えた連携体制を構築すべく準備を進めております。具体的には、米沢市立病院と当法人による地域医療連携推進法人を創設し、機能分化を図りながら地域医療を守るという構想です。
 国立社会保障人口問題研究所のデータを用いた検討では、2010年をベースラインとした場合、山形県の人口減少率は全国平均を上回る29%(2040年)と推計されております。米沢市が位置する置賜地方は30%減少し、75歳以上の後期高齢者の割合は2030年にピークを迎え、それ以降減少していきます。
 人口減少率等は地域により千差万別ですが、重要なのは、その地域に応じた医療・介護の提供体制を構築することです。いわゆる「地域包括ケアシステム」ということですが、当法人では各施設の機能分化を進め、先に記した構想も加味しつつ、地域に必要となるサービス提供体制を整備してきました。また、人材確保という点で、置賜地域唯一の看護専門学校を運営しており、創立以来100有余年に渡り優れた人材を輩出してきました。
 当法人は、歴史に裏打ちされた無形の資産を数多く保有していますが、人口減少社会に向かう今こそ、その資産を活用する時だと考えています。
 理念である「=信頼と融和で築こうよい病院=当法人は、常に地域の中にあり、地域との関係を大切にしております。地域の方々を中心に、私たちは質の良い医療、保健、福祉を提供し、社会に貢献していきます。」を果たすべく、今後も、不易流行の精神で法人運営に努めたいと思います。

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